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試験情報 更新日 2026.07.27 文・コンパス管理人

中小企業診断士の試験日はいつ?令和8年度の日程と1年の流れ

中小企業診断士試験は1年に1回だけ。しかも1次試験は8月、2次筆記は10月と、申込から最終合格まで1年近いスケジュールで動きます。

この記事は令和8年度(2026年度)の確定日程を、合格後の登録まで含めた「1年の流れ」として整理したものです。令和8年度からは受験手数料の改定と2次口述試験の廃止という大きな変更があるため、その点も反映しています。

令和8年度の日程(確定分)

時期 できごと
4月23日(木) 10:00〜5月27日(水) 16:00 1次試験の申込受付(Web申込システムのみ)
4月23日 1次試験案内(PDF)の公表
8月1日(土)・2日(日) 1次試験(2日間・7科目)
8月上旬 各予備校の解答速報・自己採点
9月1日(火) 1次試験の合格発表
9月1日〜9月18日 2次試験の申込受付
10月25日(日) 2次筆記試験(事例I〜IV)
翌年1月頃 2次筆記の合格発表 = 最終合格(令和8年度から口述試験は廃止)
合格後3年以内 実務補習・実務従事で合計15日を満たして登録申請

申込受付期間を過ぎると、どのような理由があっても受け付けられません。公式の試験案内にも「受付期間を厳守してお申し込みください」と明記されています。

令和8年度中小企業診断士第1次試験の試験案内(公式)
令和8年度1次試験の日程・時間割・手数料。申込は4月23日10時から5月27日16時まで、期限厳守出典: 日本中小企業診断士協会連合会(2026年7月27日取得)

令和8年度からの3つの変更点

変更 内容
1次の受験手数料が値上げ 14,500円 → 17,200円(+オンライン決済の事務手数料590円)
2次の受験手数料は値下げ 17,800円 → 15,100円(1次+2次の総額32,300円は据え置き)
2次の口述試験が廃止 令和8年度より。2次筆記の合格がそのまま最終合格になる

加えて、令和7年度から申込はインターネットのみになりました。印刷された試験案内の配布はなく、従来の払込取扱票による申し込みは受け付けられません。

試験地区は全国10地区

1次試験は札幌・仙台・東京・名古屋・金沢・大阪・広島・松山・福岡・那覇の10地区で実施されます。

都道府県単位ではないため、地方在住の方は移動と前泊まで含めて計画する必要があります。1次は2日間連続なので、遠方の場合は2泊を見込んでおくと安全です。

逆算スケジュール:いつから始めれば間に合うか

ここが最も知りたい部分だと思います。合格に必要な勉強時間の相場は1,000時間(1次800+2次200)です。これを試験日から逆算します。

学習開始 1次まで 週あたり 評価
前年9月 約11か月 約17時間 ストレート合格を本気で狙う標準ライン
前年11月〜1月 約7〜9か月 約20〜25時間 最も一般的な開始時期。かなりタイト
4月(申込直前) 約4か月 約45時間 1年での全科目合格は現実的でない。科目合格狙いに切り替える

4月から始める場合、7科目すべてを仕上げようとすると全部が中途半端になります。診断士試験には科目合格制度があるので、3〜4科目に絞って確実に60点を取りにいくほうが、翌年以降が圧倒的に楽になります(詳しくは科目合格制度の使い方)。

見落としがちな「2次までの2か月半」

スケジュール上、最大の落とし穴がここです。

1次の合格発表は9月1日、2次筆記は10月25日。発表を待ってから2次対策を始めると、2か月弱しかありません。

私は1年目にこれをやって失敗しました。1次合格の勢いのまま2次に臨み、213点で不合格(事例I 48・事例II 61・事例III 68・事例IV 36)。与件文を読んで文章で答える訓練にほとんど時間を使えていませんでした。

1次試験が終わった時点で自己採点をして、合格見込みが立つなら、発表を待たずに2次の過去問へ進んでください。8月の1か月をまるごと使えるかどうかで、2次の仕上がりは大きく変わります。

合格後のスケジュールも押さえておく

2次に合格しても、そこで終わりではありません。登録には「実務補習または実務従事の合計15日」が必要で、期限は2次合格後3年以内です。

実務補習は2月〜3月7月〜9月に実施されるため、1月に合格したらすぐ2月〜3月の枠に申し込むのが最短ルートです。私自身、令和6年度に合格し、令和7年4月1日付で登録しています。

詳しくは実務補習の中身と費用登録までの流れにまとめました。

よくある質問

Q. 試験は年に何回ありますか?

A. 1次・2次とも年1回のみです。落ちると次のチャンスは1年後になります。この「取り返しのつかなさ」が、他の資格試験と比べたときの精神的な負担になります。

Q. 1次に合格したら、2次は何回受けられますか?

A. 1次合格の効力は合格年度とその翌年度の2年間です。つまり2次に2回挑戦できます。2回とも不合格だと1次からやり直しになります(私の3年目がこれでした)。

Q. 申込を忘れたらどうなりますか?

A. 受け付けられません。公式に「どのような理由があっても受け付けできません」と明記されています。4月23日の受付開始と同時に申し込むくらいの構えが安全です。

Q. 2次の口述試験がなくなって、難易度は変わりますか?

A. 実質的にはほぼ変わりません。従来から筆記合格者のほぼ全員が口述にも合格していたため、選抜機能は限定的でした。ただし1月の合格発表がそのまま最終結果になるため、心理的な負担は減ります。

まとめ

  • 令和8年度は申込4/23〜5/27、1次8/1・8/2、発表9/1、2次筆記10/25
  • 申込はWebのみ・期限厳守。過ぎたら受け付けられない
  • 1次手数料は17,200円に値上げ、2次口述試験は廃止
  • 試験地区は全国10地区。遠方は前泊も計画に入れる
  • 2次対策は1次の自己採点直後から。発表を待つと2か月弱しかない

関連記事: 1次試験の完全ガイド当日の注意点と持ち物勉強時間の相場科目合格制度の使い方

※日程・手数料は2026年7月時点で日本中小企業診断士協会連合会が公表している令和8年度試験案内にもとづきます。2次試験の日程は1次試験案内に記載の予定日です。